何かに向かって挑戦しようとするとき、うまくできるかなぁって心配するのは、君だけじゃないんだよ。
偉そうにしている大人たちだって、ギリギリのところで勝負するの、すごくどきどきするんだ。
それに、大人は失敗したら、責任てやつをとらなくちゃいけないしね。
すごく厳しく、重い時間さ。
だから今のうちに、どんどん失敗をしとくんだ。
次に、きっと成功するためにね。
まわりの大人達は、君たちの失敗を許し、励まし、見守り、待つ、ゆとりが無いから、
できるだけおりこうちゃんになるように縛ってゆくのさ・・・。
苦しいよね。
自分たちも、子供の頃は、馬鹿ばっかりやって、さんざんしかられてたくせに・・・。
でもね、失敗したとき、言い訳したり、うそついたり、自分で自分を笑ったりすんなよ。
くやしくても、顔を上げて、心の底から、「ごめんなさい」と顔を上げて言え。
泣くひまがあったら、原因を考えろ。
そして、二度と失敗しないように、「対策」ってやつを考えるんだ。
いいかげんな大人がいたら、英伸館に言いに来い。
山口もいっしょに頑張るから、おまえらも、命がけで、最後まで、頑張れ。
おまえらの未来は、今、始まったばかり。
夢をあきらめずに、最後の最後まで、自分を信じて、可能な限りがんばれ。
きつくなったら、立ち止まってもいいから・・・。 たとえ遠回りしたってかまわないから・・・。 頑張れるだけ頑張れ。
おまえらの未来を、俺は必ず見届ける。 そう、君の未来は、今、始まったばかり!
英伸館代表 山口和也
濟々黌 S・55卒 久留米附設不合格